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1.会うことが好意への第一歩

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•遠距離の影響

友達の名前を思い出してください

 ちょっと中学時代、高校時代の友達を思い出してみてください。できるだけたくさんの人を思い出してください なつかしい顔が浮かんでくると思います。最初は、なかなか思い出せないかも知れませんが、数人思い出すとあとは いもづる式にどんどん増えていくと思います。数が多くなるようでしたらメモを取ってください。

 さて、名前を思い出すとある共通点が出てくると思います。友達の苗字の頭文字に注目してください。 友達の名前を五十音別にすると、おそらく、かなりの偏りがでてくると思います。
もちろん日本人の苗字 として多い鈴木、佐藤、渡辺などがでてくると思います。それとは別に自分の苗字の頭文字の音に近い人が 多くありませんか?そう思ってメモをもう一度見てみてください。

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•人数比の効果

モテモテの理系女性

 恋人が生まれるには、所属している職場や学校の男女の人数比も大きな要因となります。 小さな女の子に「将来の夢は?」と聞くと大抵幼稚園の先生や保育園の先生といった答えが返ってくるでしょう。 女子学生にとっても、可愛い子供の世話をする仕事は魅力的なようで、子供の数が減り、幼稚園が倒産している、 といった現状でも保母志望の学生が多いのです。そんな中で、念願かなって保母になった人は幸せといえるでしょう。
 しかし、就職して2、3年すると突然、保母という職業の落とし穴に気づきます。保母が結婚を考えたとき、周囲に、 適齢期の男性が居ないことです。周囲にいるのは、小さな子供と、その母親だけです。たまにイケメンのいい男が幼稚園に来たとしても それは子供の父親、既婚者なのです。日常生活上、独身男性に会うチャンスがほとんどないのです。人数比効果から考えて、恋人を 得るチャンスはかなり制限されてしまいます。

 同じようなケースが男性の場合もあります。男の子は機械や電気、コンピューターが好きです。 ドラクエやFFに対する男の熱狂振りを見て女はなんであんなに騒ぐのかわからない、と冷めた反応です。 さて、機械好き、理科好きの男の子が進学するのは大学の理工系です。数学が出来ないと入れないこの学部は、入学すると単に 理科系がすき、というだけではなく、頭がよい、という評価も受けて、受験戦争の勝者と評価されます。 やがて、理科系で学んだ学生は、エンジニアや研究者として巣立っていきます。
 しかし、仕事や研究に追われている理科系の出身者が、はたと結婚を考えたとき、周囲に適齢期の女性が見当たらないのです。 日常的に出会う女性がいないのです。女の子はあまり機械が好きではないので職場にはほとんどいません。

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•職場の男女比の影響

パソコンで見つけた彼です

「私東京女子大学に受かったの。で、考えたの、勉強するなら東女、結婚相手を探すなら慶応 。そしてね、慶応を選んだの。やっぱり将来の安定が大事だから」
  慶応に入学したばかりの女子学生がはっきりとこういったのです。慶応大学の先生方がこれを聞いたらどんな顔を するのか、想像しながら聞いていました。この頭のよい女子学生は、恋人や結婚相手を得る重要なカギは、職場や学校など、 日常的に生活している場所の人数比である、ということをはっきりと意識しているようです。 このように結婚志向がはっきりとしていれば、その方針通りに進むのがいいでしょう。ただ、そう簡単に割り切れない場合や、割り切れない人が多いでしょう。
  社会には前の項で話した保母的状況の職場やエンジニア的状況の職場がたくさんあります。 しかし、自分で選んだ職業や学校を、そう簡単に変えるわけにはいかないでしょう。また、恋人ができにくいからといって、 自分のやりたい仕事を変えることもできないでしょう。

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•帰属錯誤の影響

私は魅力がないのかしら?

 友人は距離で決まる、恋人は人数比により決まる、など、ここまで人間関係を決定する物理的環境を強調してきました。 この点「そんな!」と不満に思った人もいると思います。人と人の関係を心ではなく”距離だ””環境だ”というのは 人の心を軽視している、けしからん、とお叱りを受けるかもしれません。しかし、このような人が気づいてない点に 焦点をあて、本当の原因を明らかにするのが、心理学者の1つの役割です。
たとえば、友人ができないで悩んでいる人がいます。恋人がいない若者がいます。このような若者はたいてい、真面目な 好青年です。しかし、その真面目さゆえに、恋人のいないこについて自分が悪いと思っています。


「私は、魅力がないから人から好かれないんだ」
「自分は、酒も飲めず、冗談もいえず、つまらない人間だから、友人ができないんだ」



 などという男女は、友人、恋人がいないことの原因を自分の性格や身体的特徴にあると考え、悩んでしまいがちなのです。 そうすると、ますます引っ込み思案になってしまいます。自分の性格や身体的特徴はそう簡単に変えられません。そうすると、 誰かに会ったって、また嫌われるに違いないと思うことになります。 そうするとせっかくのチャンスも避けるようになってしまいます。こうして、チャンスを自ら無くせば、当然のことながら、友達も恋人も できなくなってしまうのです。まさに悪循環です。 これは、友達、恋人がいない原因を自分のせいだけにするという間違った考え方にその発端があるのです。自分を反省することはいいのですが、 なんでも自分のせいにするのは、感心できません。というのそれによって行動の幅を狭めてしまいがちだからです。

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•近接のマイナス効果

2階の人を殺したい

近くにいれば好意が生まれる。接近することがポイントだ。と前の項で説明してきました。では、近くにいればいつでも 好意をもたれるのでしょうか。
 最近、部屋の床を板張りにするのが流行っています。以前はじゅうたんやカーペットが中心で、それが高級なイメージを 与えていました。ところが、じゅうたんは家ダニの巣となり、ゼンソクの原因であるおされ、今では敬遠され気味です。それに代わって 板張りが人気を集めてきました。木はナチュラルな感じを与え、自然志向の人たちに歓迎され、衛生面でもプラスです。 ところが、マンションで床の板張りが増え始めたら、まったく違ったトラブルが起こってきました。じゅうたんは 生活音を吸収しますが、板は、むしろ音を大きくします。階下に音が響くので、下の人はうるさくて困ってしまいます。 中には、「わざと音を出しているに違いない」と憎しみを感じてしまうケースがでてくる始末です。 また一戸建てでも、最近の都市のように隣同士が接近していると、冷暖房などの生活音もトラブルの原因になります。 これらの効果は近接の効果に反します。むしろ接近しすぎていることにより好意ではなく嫌悪の感情を持つことを示しています。 近接の逆効果といえるでしょう。

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•プライバシーの重要性

ホテル風学生寮の人気

 大学の学生寮というと一昔前は安かろう、悪かろうで、二人部屋と決まっていたものです。 ところが最近では、この手の学生寮は人気がなく、人が集まらなくなってきています。私の元 いた大学でも、一時は全寮制で、全人教育を目指したこともありましたが、70年代以後は、 寮は敬遠され、逆に空き部屋目立つようになってしまいました。 そこで、大学は寮を近代化し、テレビ、電話等の設備を整えたビジネスホテル形式の一人部屋に 改装しました。すると、費用は高いにもかかわらず入居希望者が多く、関係者はうれしい悲鳴を あげています。設備も好評だったようですが、学生にとって、なんといっても一人部屋で、寮規則などなく 自由に生活できることが、気に入ったようです。

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•パーソナルスペース

二歩近づいて彼氏彼女と話す

母親が、子供の部屋があまりに乱雑なので、親切のつもりで、子供が帰ってくる前に、掃除をすることがあります。 母親としては、きれいになった部屋を見て、子供に喜ばれ、感謝されるのではないか、と期待しています。 ところが、帰ってきて片付いた部屋を見た子供は、むしろ腹立たしげに、こういいます
「ここは私の部屋なんだから、勝手に掃除しないでよ」とか
「掃除はありがたいけど、机の上は片付けないでよ」
残念ながら母親の期待は裏切られます。

 私達は、自分の固有の空間を持っています。そして、その空間内は自分で自由にし、人から邪魔されたくないと思っているのです。 その空間は、自分の意のままに統制していたいと思っています。そこでは誰もが排他的で、専制的で、いわば独裁者なのです。だから、 たとえ親切心からであっても、無断で入り込まれたりしたら、憤りが先に立ってしまうのです。
 この固有空間は一つではなく、私達一人一人の周囲に、みえないけれども幾重にも重なっています。 そしてそれぞれ、独占の程度が異なっているのです。 まず、最もはっきりしている固有の空間は、自分の体です。自分の体を無断で、引っ張られたり、 触られたりしたら、誰でもムッっとするでしょう。混雑した電車の中では、やむをえず前の人を押すことがあります。 たぶん、前の人もわかっているのでしょうが、反射的に後ろを振り向き「キッ」っとした目つきで睨みつけます。 身体的空間を侵害されたときの反射的行動がみられるわけです。体は触れていなくても、自分のすぐ近くに人がいるのは、 何か自由な行動が制限されているようで、あまり良い気分がしません。不快感を感じるのは、このためです。 人は自分の体の延長としての個人的空間をもっています。

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•偶然の接触

また会いましたね

観光旅行や山登りなどをすると、同じような日程で旅行する人がいて、観光スポットや休憩所で 何回となく出会います。周囲の人が知らない人ばかりのところで、同じ顔の人に3、4回顔を会わせただけで 、始めてあった旅行者と違い、親しみを感じるから不思議です。そんなことがきっかけで、一人旅が 二人連れになり、友達になったり、恋人になったりすることも多いことです。 このように、単に何度か顔を会わせただけで、相手の人に親しみを感じ、好意を持つようになることを、 対人心理学では、”単なる接触の効果”といいます。普通、人が会うと、話しをしたり仕事をしたり 遊んだりなど、一緒に活動をし、お互いに言葉や行動をやりとりします。このような接触を相互作用といいます。 それに対して単なる接触とは、そのようなやりとりがなく、ただ単に相手の人を見たということです。 知らない人同士が何回も会い、互いに相互作用すれば、二人は親しくなり好意が生まれることは十分に 考えられますが、単に何回か相手の人を見ただけで、好意を持つようになるというのが、この単なる接触の効果の 重要なポイントです。
 そして、近くで生活していると好意が生じるという近接の効果は、実はこの単なる接触の効果により生じているところがある、 といえます。近くにいると、自然と顔を合わせる機械が多くなります。職場が同じならいやおうなしに、一日何回も顔を 合わせるでしょう。別の会社でも、オフィスが同じビルだと、エレベーターやレストランで顔を合わせる機械も多いでしょう。 近所の人は、用事にでるたびに顔を合わせます。このような単なる接触が、互いの好意に結びつくのです。

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•相互作用効果

付き合えば好きになる

 「このワープロ私を嫌いなのかしら」と、いつもは冷静な事務の女性が独り言を言っていました。解説書を読んでもなかなか 思うように作業が進まず、つい口に出た言葉のようです。ワープロに限らずパソコンやファクシミリなどの最近情報機器は、 機能が複雑で、それに加えて解説書がわかりにくく、困ってしまいます。わかってから読むとなるほどとわかる、といった類の 解説書が多いのです。
 さて、相手はワープロですから、好きも嫌いもないのですが、複雑で応答的な機器を使用していると相手を人間のように思うようになり 、つい付き合っている、という感じがしてきます。すると機器に対しても好き嫌いの感情を持つようになり 「この機械とは相性がいいんだよ」などというようになります。私達は誰かと応答的に付き合うとその相手に感情を持つようになります。 ワープロのような機器に対しても感情を持つのですから、相手が人の場合は当然です。たとえビジネスライクに付き合うといっても、そこに 必ず感情が入ってくるのです。

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•接近の効果

恋人を決めたら引越しをしよう

 現在の在宅事情を反映してか、学生達の間でも、住宅の話題が多いようです。 今は、ワンルームマンション型が人気で、昔の三畳とか四畳半のアパートは、安くても 借り手がいないといった様子です。その費用を出すのは田舎の親ですから、親は大変です。 特に女子学生の場合、親の心配が大きく、その分、無理しても、よい部屋に住まわせようとしているようです。 先日、クラスの女子学生が、住所が変わったので、と新しい住所を知らせにきました。みると 学校の近くからかなり遠いところに引っ越したのです。なんでわざわざ遠いところに、と思いましたが、 よけいなことは聞かず、新住所を受け取っておきました。しばらくして、その謎が解けました。彼女は 付き合っていた彼氏の近くに引っ越したのでした。距離は、その人の気持ちをよく表します。今、彼女の気持ちは、 大学から彼に移っていったのです。二人の間の心理的距離なのです。恋人同士にとって、 距離の要因は重要です。アメリカの調査によると、婚約者の二人の住んでいる距離が離れていればいるほど、 その婚約が破談になる確率が高いという結果がでています。両者の間にはっきりとした比較関係が成り立つというのです。

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